2017年の元旦は気仙沼で初日の出を拝んできました。 滅多にみることができない水平線からの日の出を前年に続いて拝ませていただきました。
日輪が姿を現すと、橙色の柔らかな陽光を放ち、 たちまち凍てつく空気を和らげ、冷えた体をほぐしていきました。
宇宙、自然、海、山、大地に育まれ、世界の人々とともに生がある。その圧倒的な存在に、ただ感謝あるばかりです。
付近には、東日本大震災で亡くなられた地区住民93名の慰霊碑が建っています。
碑が立つ地点は、大勢の犠牲者があった場所。津波の可能性があれば、とにかく避難するのみ。
大自然を相手にしては、人間の力でねじ伏せることはできない。
碑の存在は、津波の記憶と教訓を後世に伝えていくことでしょう。
※その後、近くにあった旧気仙沼向洋高校は、「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」となり、震災の記憶と教訓を語り継いでいます。
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