栗原市のエポカ21で開催された、将棋フェスティバル(東日本大震災復興支援「JT応援プロジェクト」)に参加してきました。最近の将棋ブームで子供の参加者が多く、親子連れのファンが見られました。
プロとアマチュアの混成チームによるリレー大局にはじまり、次の一手クイズや、名人を含めた5人のプロが大勢の参加者を相手にぐるぐると回りながら指導対局する「ぐるぐる他面指し」などが行われました。自由対局コーナーも設けられ、多くのファンが参加者同士で楽しんでいました。
私は「ぐるぐる他面指し」の抽選に当たり参加。5人のプロといっぺんに対局できる機会などめったにないです。手合いは飛車落ちで。駒落ちの定石など知らないのですが、相手玉の様子を見ながら、右玉にして手をかけて飛車を左に転回、端や玉頭から攻めました。残念ながら時間いっぱいになってしまいましたが、優勢ではなかったかと思います。
記念撮影コーナーでは、以前勤めていた会社の将棋部で何度か指導対局に訪れていただいていた女流棋士の方に久しぶりに再会。たぶん忘れているだろうと思っていたのですが、なんと向こうから声をかけて下さり、憶えていてくださったのが嬉しかったです。亡き祖父が教えてくれた将棋のおかげでこれまでに多くのつながりやコミュニケーションが生まれました。
来場した東北の子どもたちも大いにイベントを楽しんでいました。この中から未来の棋士が誕生するでしょうか。